2008.11/7開始。BLと猫とドールをこよなく愛しています。
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今日は昨日と打って変わって、人間の醜い部分ばかり見てしまった日でした。
疲れた・・・っていうか、しんどかった。 私はわりと他者に左右されます。うん、されすぎだろうな。 いい意味でも悪い意味でも、影響を受けすぎる。 いいものもどんどん受け入れるかわりに、そうじゃないものもスルスル入ってきてしまう。 いいものじゃないものとは・・・なんか黒いものです。 好意と真逆にあるもの。 「いいやん」って思う。 人は人やん、って。 そんな小さなこと、どうでもいいやん。 許せないのはわかるし、仕方ないと思うけど、わざわざ、口にしなくてもいいやん。 みんな、聞いてるやん。 その人のこと、誤解するやん。 悪いとこばかりと違って、いいとこもあるのに・・・。 たまたま、自分に対してへの言葉ではなかったけれど、反感を覚えるようなことばかり聞いていると、耳が腐る。 自分がどこかへ行きたくなる。 こっちが、暴言を吐きたくなる。 言葉にすることは大切なことだと思う。思っているだけでは、思っていないのも同じってことがある場合もあるっていうのも知ってる。 でも、言葉にしちゃいけない言葉もある。 誰かを傷つける言葉。誰かを貶める言葉。誰かを否定する言葉・・・。 ・・・・そんなので、私はその人に会うと、しばらくの間、毒舌家になります。 人間に対してのことは言わないようにしていますが、でも、心では言っているかも。 かなり、その間の私の言葉の中には毒が混じってしまいます。 キレイな心がほしい。 もやもやとした混沌とした中にあっても、いつも自分を忘れないでいられるキレイな心が。 嬉しいこととその正反対なことは、いつも対でやってくる。 神さまにあまり浮かれるなと言われている気がする・・・。 こういう時に、読んだらスッキリするという本はどんなのかなぁ。 ものすごくドロドロしたのか、暴言が飛び交っているような悪意に満ちた人が出てくるやつか、それともとことん泣けるような悲恋ものか・・・。 笑えるのだけは、読めないですね。 でも、ちょっとボケた癒し系の人が出てくるのがいいかな・・・。 だったら、やっぱり、『花隠れ』を読み直します。 *一度、書いた記事がまた吹っ飛びました。なので、かなりフテ気味で書いております。 PR
普段、人の中で仕事をしているので、休みの日くらいは人と会いたくないとよく思います。
もともと、外交(?)は苦手だし、アウトドアの性格でもないので。 今日はまた特に風邪でしんどいということもあって、出かけるのが一層、億劫でした。 でも、郵便局など行かなきゃいけないところがあって、しぶしぶ、出かけました・・・・が。 出かけて、よかった! 小さな幸せにいっぱい出会った。 茶色の子猫を見たこと。 もうすぐ、閉店する百円ショップで欲しいものが80円均一で買えたこと。 そこで、よく買いに来てくださるおばぁさんに声を掛けられたこと。 まだ、他にもあるかな。 信号で一度も止まらなくてよかったとか、自動車に狭い道で出会わなかったこととか・・・。 百円ショップはやはり、不況で閉店されるそうです。 店員さんも場所も雰囲気も好きで、私のお気に入りのお店の一つだったのに・・・。 でも、なんとなく、近頃、品物も少なくなっていたし、入荷もしてなかったようなので、うっすらと予感はありました。 悲しい予感とでも言うか・・・。 口に出して聞いたら、本当のことになりそうで怖くて聞けなかったけど、やっぱり・・・だったんだと思いました。 なんか、もうおしまいなんだと思うと、いろいろ買い物かごに入れてました。 たった一つだけ残っていた、うさぎの絵のお皿とか・・・。 仲間がいず、ぽつんと残っているものには、かなり弱いです。 他のお皿は、まだお仲間がいたんだけど、その子はこの前見たときも、さらにその前に見たときも一人(?)だった。 だから、買ってしまいました。というか、家につれて帰ってきた。 母に見せると、ちょっと呆れた顔で『お漬物入れにしたら』と言われました。 うん、かなりいいかも。 そして、いっぱい買って、嬉しい気持ちで帰ろうとしていたら、よくお菓子を買いに来てくれるおばぁさんが声を掛けてくださいました。 こっちからかけるんでは意味がない。 掛けられるから、意味がある。 お店で働いていてよかったなぁと思えるのはいつも、こんな時です。 努力が報われている気がする。 あぁ、私はみなさんから愛されているんだなぁと脳天気に思う。 でも、ホントです。 おじいさん、おばぁさん限定っぽいけど。 たまに、ちょい若い人もいるし・・・ま、いっか。 人間に嫌な気分にされて、でも、人間によって癒されたり、救われる。 人間は偉大だと思うね。 ちょっと、まだ風邪の勢いでハイテンション気味で書いてます。 この勢いで、『花隠れ』の紹介にいきます。華藤えれなさんの作品です。(イラストは『花の檻』と同じ佐々木久美子さん) この間、紹介した『花の檻』と少しだけ、リンクしています。(後半で左近さんが攻めの友人として出てきて、受けさんの相談相手になっています) でも、京都が舞台というのと、攻め(征司)が能の関係者というのは同じです。 性格は全く違いますが・・・。 受けさん(千尋)は貧乏な染色師です。 貧乏・・・というのは語弊があるかもしれないけど、もう店を畳まなきゃいけないところまで行っています。 店をしていた両親が早く亡くなり、自分ひとりの力で妹達二人を嫁がせました。 不況で仕事が減っていき、妹達を嫁がせるにもお金がたくさん要って。 その借金を肩代わりしてくれたのが、猪、いえ、猪飼という家主(京都でも有数な不動産会社の社長)でした。 猪飼は越後屋みたいな男です。 時代劇で、よく、借金のかたに若い娘を自分のものにするという悪い商人、そのもの! でも、千尋は自分で選んだことだからと、その越後屋(猪飼)の元へ行く決心をするのですが・・・。 攻めはヒーローですね。カッコイイ・・・っていうのとはちょっと違う感じに、ヒーローです。 千尋限定のヒーロー。 と言っても、初めはなんて横暴なヤツと思いました。 初めに出会ったときと、二回目に再会した時とまったく印象が違う。 二回目はもうサイアクとしか言えない再会の仕方で、千尋は怒って、寝ている征司のすね毛をガムテープでビリって剥いてしまうほどです。(その前に氷をトランクスに入れるという非常な行為もしています) 二人の気持ちのチグハグな感じがすごく面白い。 千尋は越後屋(もういいって?)に囲われる覚悟はしたものの、男同士で愛するということにまだ理解が出来ていません。 徐々に、かわってゆく千尋の心理描写がよく書けていて、征司を好きになっていく様子も違和感がなく受け入れられました。 征司自身もちょっとピントがはずれているというか、面白い人でした。 千尋の庭の雑草を抜いてやろうとしたのはいいけど、それは千尋が育てていた紫蘇やミョウガだったり・・・。 子供たちにはおっちゃんと呼ばれ、近所のご老人からは外人さんと呼ばれ・・・。 何より、隠し子も出てます。 わー、ちょっと、言い過ぎました。 桜さんが買ってくださって、まだ読んでらっしゃらないのに・・・! もう、言いません。 でも、まだまだ、いっぱい、いろんなことは出てきます。 かんじんなことは言ってませんし。 是非、是非、読んでください。 『花の檻』はしっとり系でしたが、『花隠れ』は月9系かな・・・。 祇園祭とか、京都の好きな風景が出てきます。 どっちの攻めが好きかと言われると、征司かな。 人間として不完全なところが、味があっていい。 続編とか出たら、嬉しいです。(征司の息子の未来を見てみたい!) *密林さんのレビューでは評価が低かったですが、私は5つ☆をあげたい!
風邪薬を飲むと、ものすごく眠くなります。
なので、仕事へ行く時はあまり飲みたくない。 今も、眠いです。 ちょっとだけ、書いて寝ます。 今日、紹介するのは、飛田もえさんの『真夜中に嘘を抱いて』。ジーン・ノベルズから、2003年に出ています。 やっぱ、古めですね。 私もオークションで譲っていただきました。 古い本にしては大事にされていたようで、結構綺麗です。嬉しい。 他の著書も読んでますが、この本は中でも一番好きですね。 主な登場人物は3人です。(あとで、どうでもいい人が出てきますが・・・。その人は攻めの怒りを買って殴られます。攻めは元ボクサーだったりする。) かなり複雑な三角関係です。三人の一人(達也)は、しかも亡くなっています。達也の死は残った二人の運命も変えてしまい・・・。 話は過去と現在を行ったり来たりします。 過去とは、達也が生きていた頃のこと。 達也は受け(邦彦)の義理の兄なんですが、プロのボクサーで、受けの親友(祐輔)は達也にあこがれて自分もボクサーになります。 ちょっと複雑なので、あらすじを写します。 ◇あらすじ・・・・フレンチレストランで楽しげに語らう三人の男。天才ボクサーの達也と義理の弟、邦彦、そして邦彦の親友で達也に憧れボクサーを目指している祐輔。 その幸せそうな光景は永遠に失われた。邦彦は祐輔を想いながらも、拒絶されることを恐れて言えずにいた。達也はそんな邦彦を抱き、祐輔が目撃するよう仕向ける。 逆上した邦彦は家を飛び出し、達也は邦彦を探している最中に事故死してしまう。 達也の死に責任を感じて荒れた生活を送る邦彦を見かねた祐輔は、達也の代わりに邦彦を抱くようになるのだが…。 達也がかわいそうでした。 読んでいて、次の展開が読めず、夢中でページをめくっていました。 途中で何度、終わりの方を先に読んでしまおうと思ったことか・・・。 作者はこの話が書きたくて作家になられたんじゃないかって思うほど、完成度の高い作品だと私は思いました。 両想いとわかった時の二人の日々は、本当に甘い。 今までがお互い辛かった分、弾けていましたね。 達也は・・・でも、やっぱり、かわいそう。 彼は彼なりに、邦彦を愛していたんだなと思うと本当に泣けます。 祐輔もずっと、苦しんでいたし。 邦彦だって・・・。 どっちが辛い選手権をしたら、でも、やっぱり達也だなぁ。 だって、死んでしまったら、もう誰も愛せないじゃないですか。 最期の彼の心のうちを思うとまた泣けてきます。 イラストは岩清水うきやさんです。 なかなか、ハードなシーンを描かれる方ですが、私は、邦彦と祐輔が病院の待合室のベンチで手を繋いでいる場面のが一番好きです。
昨日、店を閉めて清算をしていると、背後から変な声でよたっている人の声がするんですよ。
なんやろと思いつつ、お金の計算をしていたら、なんか私に向かって喋ってるんですよね。 恐る恐る振り返ると、その人は良く行くお店の店員さんだったのですが、声が風邪で潰れていて、一見、完全に出来上がっている人っぽくクネクネしてました。 お酒が入っているんじゃないのってくらい、よろけてはったし・・・。 まぁ、普段から、ちょっとコケティッシュなところのある方なんですが、よけいにムンムンしてたかも・・・。 また、手に缶ジュースを持ってたし(それが、チューハイの缶に見えたし!)。 なんで、風邪引くとみんな酔っ払いみたいになっちゃうんですかね。 私も彼女ほどじゃないけど、若干、似た感じになります。 よたるっていうか・・・。 理性が失われるっつうか。 いつも、ヘラヘラしてるのが、さらに拍車をかけるんで、『どうしたん?』とか、『頭、打ったんちゃう?』とか、言われます(失礼な!)。 今も、風邪引いてる状態なんで、ちょっとハイです。 その勢いで書いてしまうには怖い作品なんで、ちょっとセーブかけながらいきます。 山藍紫姫子さんの作品です。 この方のは、いろいろスゴイと聞いていて、怖くて手が今まで出せなかったというのが実状です。 なにが、スゴイって・・・うーん、どう言ったらいいんやろ。 つまり・・・体的にも、心的にも、相当痛い・・・そうです。 でも、怖いもの見たさなところもない・・・ことも・・・ない・・・こともない・・・(どっちやねん!) という状況の中、1冊だけ買ってみました。 それが、『虹の麗人 ~イリス~』。 両性具有の受けさんです。 なんのことはない、『これこそ、ハーレクインロマンス!』って、作品でした。 彼はすごく頭がいいんですが、若いのに室長(研究所の)に抜擢されたため、研究員たちの強い反感にあい、研究所の中で孤立してしまいます。 かなり、陰湿な人たちです。読んでて、腹が立ちます。 そして、彼を室長に抜擢したというのが、彼に執着している、所長であり、伯爵であるダリ氏。 受けさん(イリス)はただひたすら、自分の秘密がばれることを恐れています。 で、ダリ氏の生物学研究所で自分が人体実験されることを非常に怖がっています。 ダリ氏はただ、単にイリスが好きで好きでしかたない、結婚を望んでいるぐらい愛しているのに、イリスはそうと思っていないので、彼が近づいてくる度に、いつそちらの研究所に送られるかとビクビクしています。 生い立ちがとても不幸で、それを救ってくれたのもダリ氏なのですが、イリスにはそれが愛情からだとはまったく思っていないので、本当に最後までじれったくなる様なお話でした。 でも、そのじれったさが心地よい・・・というか、最後を盛り上げたという意味では十分功を奏していたと言えます。 なんとなく舞台がヨーロッパ(?)で、攻めが伯爵という爵位を持っているというのも、退廃的な雰囲気を醸し出していて、いい意味で相乗効果を高めている様な気がします。 たぶん、山藍さんの著書の中で、一番ソフトで、甘い作品だったんじゃないかな。 両性具有ってところも、全く違和感なかったし。 この人の他の著書のあらすじには、『調教』とか、『飼育』とか、な、なんか、恐ろしい言葉がそこかしこに踊っているんですが・・・。 読んでみたい感じなのは、『愛と憎しみの迷宮』、『シシリー』、『長恨歌』です。 ものすごくドロドロしてそうです。
私はたいてい仕事前に更新することが多いです。
帰ってきたら、疲れて使い物にならないというのもあるけど、やはり、仕事へ行く前に自分自身に元気をつけるという意味もあるような・・・。 ほんと、逃げ場ですから。 ちゃんと、逃げ場の効力を発揮してくれている。 ありがとう、ブログ。 あっ、でもさすがに早出のときは帰ってきてから、ぶつけますけどね・・・(何を?)。 でも、この最近の雇用の打ち切り問題は、正直、全然、人事じゃありません。 明日はわが身。 ひやひやして、毎日過ごしています。 景気が悪いのはどこも同じで例外なんてない感じ。 塾にしても、和菓子屋さんにしても、いつ首を切られてもおかしくない。 だからと言って、辞めさせられるのがいやだからと、そのまま雇い主の言いなりばかりなりたくないし(口にはしませんが、かなり鬱憤はどちらにも溜まっている)。 こういう、生活に直接関わる不安というのは、じわじわきますね。 ぶつぶつ・・・。 逃げ場も縮小していかなきゃいけない事態になったりするんだろうか? また、新たな、逃げ場を確保しなきゃいけないのかな・・・。 暗いっ! 気分を変えて、頑張って、お饅頭を売ってきます。 売り上げをよくするよう、なんか知恵はないですかねぇ。 自分のお店なら、いろいろやりたいことはあるんですけど・・・。 例えば、試食とか、季節ごとにハガキなり、手紙なりを出してお得意様に『季節限定品』をオススメするとか・・・。 あと、ホームページとかもいいですよね。 でもね、そういうことはしないお店なので。 経営方針までは口は出せないです。 ただ、ひたすら、売るのみ。 頑張ってきます。
日常をたんたんと綴っていくという作品もかなり、好きです。
癒されるというか、安心して読める。 またそれにレトロの風味が付け足されていたら、最高ですね。 大正時代とか、昭和初期あたりのなんとも庶民的かつ退廃的な雰囲気がロマン熱をくすぐると言いましょうか。 味付けはやっぱり大切です。 素材のよさを光らせるのはやっぱり、スパイスなどの隠し味だったりします。 今日、紹介するのは木下けい子さんの『由利先生は今日も上機嫌』です。ミリオンコミックスから出ています。 今年の6月に出たものなので、比較的新しい。でも、時代背景は古い(戦後)です。 主人公(なのかな)の作家先生は軍医くずれのなんともわがままな攻めです。 担当の六車クンを翻弄しまくります。(たとえば夏に焼き芋を食べたいとか、京都のくずもちが食べたいだとか言う) 六車クンは本当なら実家に帰って家業(枝豆作り)を継がなきゃいけないんですが、由利先生が『君が入れてくれないとお茶も飲まないし、飯も食わない』 あげく、『お風呂にも入らない』などと駄々をこねて、なんとか退職することをやめさせます。 その後も『自分に黙って見合いをした』と拗ねたり、また六車クンの初キスを奪ったりと、純情無垢な彼を半ば職権乱用って感じで弄ります。 悪ガキって感じかな。 かなり、かわいいです。 六車クンはオタオタ、ドキドキ、しっぱなしだし。 由利先生も六車クンが可愛くて仕方がないんでしょうね。 かなり捻くれているし、一筋縄ではいかないタイプですが、おっとりしてる六車クンはかえって、そういう先生に癒しを与えているんでしょう。 作家になったら、あんなに我がまま言えるのかなぁ。 だったら、是非なってみたい。 |
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