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2008.11/7開始。BLと猫とドールをこよなく愛しています。
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春一番と黄砂の影響で、外は大荒れの天気です。

出て行きたくないなぁ。

ではさくっとレビューします。

またまた依田さんの作品です。

『愛の深さは膝くらい』(花音コミックス刊)。一年位前の作品。

新刊、出ていないよ。早く出てください(祈)

先生と生徒の恋。

恋・・・なのかなぁ。うん、恋なんだろう。

先生(石倉)の方は大人のずるさとか、結構持ち合わせていて、初めは生徒(昴)を翻弄してるのだけど、いつの間にか反対に翻弄されてます。

純粋なんだ、昴は。

代用教員として教師になった石倉は顧問を任された書道部で一年の昴に出会います。

でも、昴は石倉にことあるごとにつっかかっています。

というのも、彼がかつて姉の恋人だったことがあるとか、不埒な行為をしていたのを見ていたからというのもあるんですが、まぁ、でもお互いに惹かれるところがあったんでしょうね。

依田さんは、単純なストーリーでも楽しく、読者の好みに膨らませてくださるので、読んでて満足感が大きいです。

一枚、一枚、ページをめくるのが惜しい感じ。

終わった後、『あ~、終わってしまったんだ』と悲しくなる感じ。

そして、また一から読み直してしまう。

ホントに、大好きな作家さんです。

今回の舞台が高校の書道部っていうのも、なんか意外性があってよかった。

書道って、心に迷いが生じると、全然書けなくなる。

仕事で、のしに名前を書いたり、和菓子の札を筆ペンで書いたりするんですが、上手く書けたときはたいてい無心です。

上手に書こうと思うとよけいに書けない。

お客さんが待ってて、焦らされたらもっと書けない(苦笑)

無心っていうのは、でもものすごく難しい。

人間だから。不完全だから。

昨日も、引継ぎの時、私の知らないところでよくみえるお客さんと私のことをかなり話題にされてたという話を聞きました。

悪い話じゃないけど、ちょっと怖かった。

結婚していないというのも、ものすごい速さで駆け回っている。

お世話しなきゃとか、なぜなのかとか、あの人はどうだとか・・・・。

噂って怖い。

でも、こういう、人に顔を売る仕事をしていると逃げられない。

狭い町だから、よけいに。

できればひっそりしていたいと思うのに。

どうなるんだろう・・・。

自分の気持ちを無視して、広がっていく噂や話にただただ、怯えている。

明らかになるのは怖い。

出来ればそっとしておいて欲しい。

でも、そういう自分をあえて隠して好人物(社交的な)を装っているんだから、仕方がないのか。

人に会いたくない。

人前に出たくない。

でも、そういうわけにもいかないか・・・。07199534.jpg

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今日は雨が降ったり、かと思ったら日が差したりと、ちょっと変わった天気です。

きつねの嫁入り・・・というのともまた違う感じ。

そういえば昨日もそんな天気だった。

気に入っているのか、空!

さぁ、レビューしましょう。

今日は依田沙江美さんのコミックス『さくらのくちびる』。

大好きだった『チョコレートキス』と同じテイスト。

こっちの方が古いので、『チョコレート・・・』の方がこれの流れで出来たのでしょうか。

主人公は高校入学したばかりの佐倉くん。

彼は入学式早々、運命の出会いをします、生徒会長の穂積さんと。

と言っても、生徒会長のほうが佐倉くんにひとめぼれで、押して、押して押しまくるんですが・・・。

それまでの佐倉くんは男の子同士の恋愛にまったく興味はなく、むしろ告白されたりする度に怒っていたんですよ。

でも、穂積さんには自然になついていって、本を借りたり、制服のベストを譲ってもらったり、でも、それは贔屓をしてもらっているとしか思えずに・・・。

でも、穂積にキスをされたり、その先の行為までされた時、佐倉くんはいっぱい、いっぱいになってしまって、
とにかく逃げなくちゃと思うわけです。

それで、穂積さんとデートするはずだった日に、双子の弟(英輔)を自分にしたて、英輔の彼女とその場所に行ってもらって、待ち合わせの場所にいる穂積さんに見せ付ける・・・という悪巧みを実行してしまいます。

それを、変装して影から見てるんだけど・・・。

次の日、自己嫌悪で落ち込んでいる佐倉くんのところへ、穂積さんがやってきます。

バッチーン!

って、ひっぱたかれます。

『ふざけるな!』と。

それから、穂積は本調子じゃないわ、生徒会の仕事もミスばっかりだわ、仲間が心配して、佐倉君のところへ行って、修復するようにかけあうんですが・・・。

佐倉くんにも、佐倉くんの言い分もあるわけで、先輩達は仲直りできる場を設けてあげるんですね。

そこで、佐倉くんはデートの日は実は自分じゃなく弟に代わりに言ってもらったと本当のことを言います。

それでも、穂積はそんなに嫌だったんならもういいよと去っていこうとするんですが、佐倉くんが泣き出して・・・。

ずっと出来がよくて、性格のいい弟にコンプレックスを抱いてた佐倉くんは、いろいろ思ってることがあったんだね。

逃げるしかなかったんだね。

だから、違う高校へ行って、いい子になろうと頑張っていたんだけど、今度は穂積さんから逃げたくなって・・・。

逃げ癖・・・、なかなか抜けられないよね。

私もなので、よくわかる。

穂積さんが佐倉くんを好きになってくれて、本当によかったと思います。

この続き、描いて欲しいなぁ。

他のお話も不思議なのや、シリアスのや、よかったです。

依田さんの新刊、早く出ないかなぁ~。

21TS74STWKL._SL500_AA140_.jpg











そうそう、昨日作ったビーズのネックレス、結構よく出来上がりました。

あー、もう一日中こんなことしていたい。

クリエイトすることは大好きです。

もう少し、器用だったり、才能があったらよかったのに・・・。

でも、趣味だから、100パーセント楽しんで出来るんでしょうね。

32e20669.jpga5d3d71a.jpg




依田沙江美さんのレビューです。『ブリリアント★BLUE』全二巻。


もう、すご~く、すご~く好きな作品。

絶対出会えてよかった。

誰に?

もちろん、七海ちゃんです!

突然ですが、あらすじ行きます。


章造は、腰痛を悪化させた父に代わり家業の工務店を手伝うため、久しぶりに故郷に帰ってきた。そこで再会した幼馴染みの七海は、あいかわらずのぽわわんぶりだけど、すっごくキレイになったわ、スナオだわ、なつこいわで……!? 
 天然おバカな七海と、苦労性の章造。ガテン系田舎暮らしの二人に恋は芽生える……!?


彼は自分のことを『七海』と言います。

『七海ねぇ』とかって。

食べ物に釣られるし、「ナイショだよ」と言われると嬉しすぎて顔に出る、もしくは喋ってしまう。

集中力がない、数字には恐ろしく強いのに勉強はだめだめ。

章造はまともですね。

面白みがないほど真面目。

年相応なんですけど、七海とのギャップが大きすぎて、すごく年上みたいに見えます。

嫌々、故郷へ帰ってきたわけですが、そこで七海に再会して、いろいろ開眼してしまいます。

七海には、お兄さん(兄ちゃんs)がいて、過保護なくらい七海を大事にしています。

そりゃ、あんな弟がいたら、別の意味でほっておけないでしょう。

現に、七海は悪い大人にすでにたぶらかされてますし・・・。

(でも、本人はたぶらかされているとは思っていない)

章造はその人と七海を別れさせるのですが、その餌がトンカツ・・・。

しかもその日は章造のお見合いの日で・・・。

だいたい、そこらあたりからもう覚悟しだしてるんじゃないでしょうか・・・。07132324.jpg

それまでも目覚めの予兆はあるのですが・・・。

第二巻では、かなり二人の間が進展します。

かなりドキドキな展開です。危機もやってきます。

それは読んでからのお楽しみです。











中学生の時は書記なんぞをやっていました。

別にこれと言って字がキレイだったわけじゃないんですが、習字を習っていたというだけで、なぜか気がついたらなっていました。

生徒会って、でも普通だったな。

とりわけ楽しかったという思い出はない。

どっちかというと、なんかの集会の度にクラブ活動とか休まなきゃいけなかったし、遊びたい盛りなのに放課後残らなきゃいけなかったりと嫌でしたね。

ま、親友が図書委員の部長だったから、いっつもくっついてました。

生徒会なのに、部の方になびいてたという・・・。

ちょっと、そんな裏切り者でした。

今日紹介する、依田沙江美さんの『チョコレート・キス』(全3巻)にもたくさん制服の男の子が出てきます。

そしておもに生徒会が舞台。

私が初めて『チョコレート・キス』に出会ったのは、ドラマCDの方が先だったんですよね。

正直、好きな声優さんが目当てでした。

でも、聞いてるうちにその世界観がとても、ほのぼのとしているっていうか、妙に懐かしさを覚えたというか、出てくる人たちに興味を抱いて、すぐに読みたくなってしまいました。

攻め(油野礼一郎)を慕っているオカマくん(安藤)をCDで聞いたとき、もう涙がでるほど楽しかったんですよ。

保村真さんが演じてらっしゃるんですが、他のCD(『透過性恋愛装置』とか)の保村さんと同じ人とは全く想像がつかないくらい笑えます。

また、役にぴったりなんですって。

正直、助演男優賞(?)ものです。

準主役・・・は言いすぎだけど、このCDに味をつけているのは、はっきり言って、この方。

原作ではそれほど重要なキャラではないですが、それでも要所々の大事な場面に出てきて、立派な脇役キャラを演じています。

転校してきて、礼一郎とくっつく伸哉(受け)をライバル視するんだけど、はじめから相手にされてなくて・・・。

ちょっとゴツイですからね。

やっぱりカワイイ伸哉には負けるでしょう。

やっぱり、ここでもゆっくりお互いを好きになっていく過程が一番好きかな。

二巻からは主役が交代するんですが、油野や伸哉たちも先輩となって出てきます。

これといって大事件が起こるわけでもなく、話はたんたんとした学生生活が描かれているだけですが、そこかしこに散りばめられたエピソードの一つ一つが愛しくて。

『青春』って、二文字を思い浮かべましたぁ。

依田さんは日常のひとコマを描くのが本当に上手な漫画家さんだと思う。

どちらかというとシンプルな絵柄だけど、表情や、表現方法が豊か。

そしてなにより読者の心をつかむセリフを知っている。

また、登場人物の、おっ!と思わせるとっぴな行動がいい。

つまりは天然のキャラが多いってことですね。

うーん。

私は本当に、天然の受けにどんだけ弱いんでしょう。205202864_p.jpg




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