2008.11/7開始。BLと猫とドールをこよなく愛しています。
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最近読んだコミックスで面白かったのが、果桃なばこさんの『ハナ*コイ』と藤たまきさんの『遊覧船』です。
『遊覧船』のことはまたあとで書くとして、今日は『ハナ*コイ』について。 私はオークションでよく購入するのですが、品質はよいものとそうじゃないものにはっきり分かれるような気がします。 良心的な人はいいものを出品されるけれど、結構な値段で『う~ん!』というような本が送られてくる事もあったり様々です。 まぁ、基本的に100円とかで出品されている時はあまり状態が良くないことが多いかな。 自分が出品する時は(新刊に関わらず)、コミックスはたいてい150円、新書は250円、コミックスは150円で開始しますね。(いいものが競われないで落札されると、ちょっと悲しい・・・かな) まぁ、それは余談なのですが、コミックスの場合、好きな作者でも、絵が最初の時期と変わってくる人もあったりして、これは好きだけど、こっちはちょっと・・・という場合がわりかしあります。 できれば、書店等で手にとって、見てから買いたいのがホンネなんですが、前に書いたように私の住んでいるところは本屋さんが少ないのでまずムリ。 なので、オークションを利用するんですが、当たり外れは届くまでわからないわけです。 今回、『ハナ*コイ』を落札したのですが、正直あまり綺麗じゃありませんでした。ガックリ。 値段シールの跡が特にね(中古書店で購入された分だったんでしょう)。 これって、セロテープでわりと綺麗に取れるんですよね。(ルビー文庫は紙が破れる恐れが大ですが、他のはシールの取った後の粘々したところをセロテープをくっつけてピッピと持ち上げるようにするとセロテープに粘々がくっついて取れます) でも、一件しか出品されてなかったし、すぐ読みたかったし、ま、いいかと読み始めたら、どうしてどうして、ツボにはまりまくりでした。 これなら、保存用にもう1冊綺麗なのが欲しいくらい。 花ちゃんが男の子なのにおめめぱっちりで可愛いのなんの。 呉服屋の一人息子なんですが、おっとりしてて、天然で、みんなの癒し系で大切に大切にされています。 そして肩になぜか小猿が乗っています。(また、それがカワイイ!) ひなびた観光地になにか目玉をと地元の青年団が有名な車引きをスカウトしてくるんですが・・・。 攻めは長髪で、だけど硬派のかなりのイケメンです。 年は22歳というけど、もう少し上に見えるかな。 そのくらい、オトナって感じで、ステキなんです。 攻めが徐々に花ちゃんを好きになっていく過程に無理がなく、微笑ましい。 花ちゃんもただ可愛いだけじゃなく、しっかり若旦那の仕事をしているし(彼なりに)、みんなに認められているし。 でも、保護欲を起こさせる不思議なオーラを持っている・・・。 ほんと、ベストカップルって感じでした。(なかなか、ないんだよね。どっちもいい感じっていうのは) 果桃さんは挿絵しか知らなかったけど、また他のも読んでみたいと思わされる方でした。 興味を持たれた方は、キャラコミックスから出ているので見てみてください。 PR
うーん。
前の記事で何が言いたかったのか。 結局は、『目』は大事ってことですか。 コミックでも、ノベル(挿絵)でも、まず目を見ますね。 ついていけそうな目かどうか。目がものを言っているかどうか。 語らない目はついていけません。 そして目がいいと、ストーリーにも深みが出てくるというか・・・。 目は命です。 高井戸あけみさんのコミックスは最近読み始めたのですが、なんで今まで知らずにいたかなぁと後悔するくらい好きなタイプの目を描かれます。 そうか・・・。あまりノベルの挿絵で見たことがなかったからなのかも。 初めて読んだのが『恋の片道切符』でした。 短編集・・・なのかな。 節操のないタラシのおにいさんが出てきます。一体、本命は誰だったんだ!とちょっとヤキモキしました。 高校生のいたいけのないオトコの子をたぶらかすという・・・。(この本では3人たぶらかしています) 私としては最初に出て来た女系家族の中で育ったぽーちゃん(本当の名前は幸太クン)がお好みでした。 『天然の受け』というのは、私のカテゴリーの中では順位を1とするくらい外せない要素ですから。 あと、素直でピュアというのも。 時には和めるBLも必要です(疲れたとき読むと癒される)。 決して、癒し系ってだけではないんですが。 まぁ、そのタラシのおにいさんの話は、でも、ちょっと不満が残ったかな。心の中で消化しきれないところがあったので。 一番好きだったのが、本題の『恋の片道切符』。 リーマン同士の話です。 流れがすごくきれーでした。映画を見ている感じ。 短い中に、イキなエピソードが小出しに出てきて。 受けは本当はゲイなのにずっと見せないように(読者にも)隠してるんです。攻めは気づいててさりげなくアプローチしてくんですが、受けのかわし方がまたウマイ。 最後はハッピーエンドで終わるんですが、攻めさん、よくぞ彼を射止めてくれたって感じです。 読んでて、ホント、ドキドキしました。目がいっぱい喋ってて、台詞以上に語っていたかも。 また、攻め(転勤してきた上司)がカッコイイんですってば。 裏表紙の二人はその後の彼らを物語っているようで、ムフフですね。 この方の作品のよいところは、読後の心地よい余韻。 おすそ分けをもらったような、幸福な気持ちがしばらく持続するんです。 こういうのって、大事だと思うんですよ。 読む前の高揚感+読んでいる最中のドキドキ・ワクワク感+読んだ後の満足感、その三位一体の幸福を味わえたとき、『あぁ、この本に出会えてヨカッタ!』って思えるんじゃないでしょうか。 少なくとも私はそうです。
目力とでもいうのでしょうか。
結構、その力の強い人に弱いタイプです。 女の人でも、男の人でも、やっぱり目の勢いのある人には惹かれますね。 負けないように同じくらい真剣に見てしまうか、うわって、逸らしてしまうか。 うわって言うのは、いい意味にも悪い意味にもですが・・・。 これはまったくの余談なのですが、かつて私はOSK日本歌劇団にはまっていたんですね。 で、公演ごとに、遊園地(の中の劇場)や近鉄劇場とかに通ってたんですが(そのことは結構楽しい思い出がありますので、また機会があれば書きたいと思います)、通っていると同じ趣味のお友達もできてくるわけです。 名前知らない、年も違う、でも劇団を応援していこうという同志・・・って感じで。 「あぁ、また会いましたね」って、時々、一緒にお茶したり。 で、その人たちはわりといろいろな情報を教えてくれるわけです。 劇団員のこととか、また毎日来られているというファンについてとか。 宝塚みたいだけど、それよりももっとアットホームな感じ? そして、その毎日来られてる人の中に、どうも、女の人しか好きじゃないという人がいらっしゃるということを知ったんですよね。 そこで、観察してみると(こっそりです)、「そういえば・・・」と思うところがあるわけです。 服装とか、髪型とか、まぁ、なんとなく。 それで、やっぱり気になって、目で追いかけていたら、ふっと目が合って・・・。 ギクってなりました。 目力が強いんです。 睨むっていうんじゃなく、色気があるっていうんでもないけど、近いかな。 そう、魔性の目。っていうか、妖しい目。 思わず固まりました。 『あんたなんか、およびじゃないよ、ふん』と思われてるのはわかるけど、それからはもう見ることが出来ませんでした。 偏見はないんですが、自分がターゲットになったときのことを一瞬でも考えてしまうこの自意識過剰な性格には、自分でもあきれましたね。 その人は娘役のファンの方でした。 私は男役の人を見に行ってたんですけどね。 そりゃ、もう素敵過ぎて言葉になりませんでしたよ。 ため息ものです。 目がハートになるとは、こういうことを言うんだなと知りました。 今はめったにそういう機会はなくなっちゃいましたね。 残念! レビューを書こうと思ったのですが、仕事に行かなきゃいけない時間になったので、また帰ってきてから、続きを書きますね。 私の住んでいる町は小さいので、本屋さんというのが数えるしかありません。
初めまして、凛と申します。
BL歴は6~7年の若輩者では御座いますが、今までに出会ったBL本の中で感銘を受けた作品について、語らせて頂きたいと思い、このブログを開設致しました。 忌憚のないご意見をお聞かせ頂けると、大変嬉しく思います。 ・・・・と、硬い物言いで始めさせて頂きましたが、これは『忍者ブログさん』を意識して、こんな言葉遣いになってしまったのかもしれません。 結構、この記事を書くまでに四苦八苦致しましたので・・・。 まず、どこのブログ使うかから悩み、テンプレートや、ツールやなんやかんや・・・。 機械オンチ、説明書オンチなもので、事実、この記事を書いている今もまだ、よくわかってなかったりします・・・。 ま、いっか・・・。 レビューは、新しいものから古いものまで幅広く行うつもりです。 また、レビューだけでなく、日ごろの雑感なども載せていけたらと・・・。 なるべく定期的に更新していこうとは思っていますが、滞ることもあると思います。 なので、気長にお付き合いくださると嬉しいです。 どうぞ、お手柔らかにお願い致します!
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