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2008.11/7開始。BLと猫とドールをこよなく愛しています。
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『逃げ場』というのは、人生において、ある程度必要だというのが私の自論です。

私は体を壊してから、朝から夜までという勤務が出来なくなったんです。

で、今は二箇所を掛け持ちしているのですが、結構、しんどい。

一つは前にも言いましたが、塾関係です。

そして、もう一つは販売業。

早い話が、売り子です。

和菓子屋さんです。

人間は基本的に嫌いなほうじゃないですが、いろんな方がいらっしゃるので大変です。

また、その日の気分によって、人と喋りたくない時もあるし。

そんな時でも、笑顔で接客しなければいけないというのはなかなか辛いものがあります。

でも、そういう時に、もう一つの仕事が逃げ場になってくれています。

生徒達の顔を見ると、それだけで癒される。

あのキラキラした瞳を見ていると嫌なことも忘れるというか、吸い取られていくというか。

でも、実際、どっちの仕事も大変で、辞めたいと思うことは実は毎日くらいあります。

その逃げ場が結局、今はBLなのかと・・・。

実はもう一つ逃げ場があって、それはちょっと大きすぎる夢なので、またもう少ししてから書きます。

『逃げ場』って言う言い方はあまりいい感じがしないけど、でも、本当に大切なものだと思うわけです。

私は『逃げ場』がなければ、とうてい自分が保っていられないだろうな。

『逃げ場』は救いの場でもあるというか、これがあるから、頑張れるという、ある意味不可欠なものです。

あー、うまくまとめれらない。

レビューする本の前置きにするつもりだったのですが、ちょっと時間がなくなってきました。

この続き&レビューは帰ってから載せます。






 

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あまりドラマは見ないのですが、たまたま、『男装の麗人~川島芳子の生涯~』というのにチャンネルが合い、途中から見ました。

詳しい話は初めから見ていないのでよくわかりませんでした。

でも、とにかく黒木メイサさんの男装が綺麗だった。

そして、それ以上に、その後を演じられた真矢さんがもう素敵過ぎました。

ホントにめちゃくちゃ、カッコよかった!

宝塚のときもそりゃぁ、カリスマ的な人気を博しておられたんですが、さらに、円熟さを増してこられたというか・・・。

年を経てもカッコイイ人っていいですよね。

自分もそういう風に年を重ねたいです。

で、今日はちょっと年齢高めの人たちの恋愛ものを探してみました。

榎田尤利さんの『普通の恋』(クリスタル文庫)。

40歳近い攻めと30歳すぎの受けさん。

でも、この二人は恋に落ちたばかりで、ぎこちないというか、まだまだ揺れております。

好きすぎて、相手を信用しきれない。怖々、恋愛にはまりこんでいる・・・という感じ。

肝心なことを相談したり、聞いたりできないので、もう、うまい具合にこんがらがっていきます。

受けにちょっかいを出す人は出てくるわ、攻めの元妻も出てくるわ。

嫉妬と風邪で、しまいには攻めさんはぐるぐるになって、入院したりします。

恋って本当に大変、いや、素晴らしいというお話です。

Sさん、もう読まれたかなぁ。

攻めの視点と受けの視点、交互で書かれていますが、攻め視点のが断然面白かったです。

恋とはなんぞやとか、相手がどれだけ好きかを語っているのですが、まさに初恋のノリで、可愛いです。31772020.jpg








BLを読み始めてから、他の文学小説が読めなくなってしまいました。

今もサン=テグジュペリの『人間の土地』っていうのを持ち歩いているのですが、読めない。

堀口大學さんの翻訳で、絶対、読んだら面白いというのはわかっているんです。

『星の王子さま』は私にとってはバイブルのような本だし。

だけど、心がついていかない。

どうしたもんだろう。

少し離れたほうがいいのかな。

でも、そんなことが出来たらとっくにしてたよね。

BLも前みたいに、なんでもかんでも読んでた頃と違って、かなり取捨選択するようになりました。

以前は新刊が出たら、とにかく読んでいたところがあったけれど・・・。

それで、今日は最近読んで感動した、宮本佳野さんの『ラバーズ、ソウルズ 完全版』について書こうと思います。

これはなんていうか、出来ればあらすじを知らずに読んで欲しい。

私はあらすじを読まないで、宮本さんの本というだけで購入したので、よけいにグッときました。

登場人物の四宮と同じで、真っ白になりましたね。

思い切り泣いて欲しい、というコミックスです。

この続編が出ているという話なので、是非読みたい。

四宮がどうやって立ち直るのか、誰が立ちなおさせるのか。

そりゃ、出来れば、一番いいのはあの人にもう一度出てきてもらうことですが・・・。

そんなにうまくはいかないよ・・・ね。

私は副題をつけるのが好きなんですが、これは、まさに『愛の軌跡』としたい。

この本について書くといいながら、こんな詐欺みたいな、フラストレーションがたまるようなのになってすみません。31956318.jpg




 

今日は休みだったのでカットに行ってきました。

そう、恐怖の美容院です。

個人のお店だし、カットしてくれてる人は私より3年ほど先輩の気さくな人で、まったくその人、お店、自体に緊張するってことはないんですよね。

ただ、頭の中の回路です。問題は。

『来るぞ』と思うと、体がそっちの言うことを聞いてしまって、私の意見は聞いてくれなくなる。

どっちも自分というのがやっかいです。

結構、普段の私は強気を演じてて、それが普通になったというだけで、本物の強さではないんです。

それを思い知るのは、こういう場面ですね。

弱いなと思う。

本気の強さが欲しい。

本気の強さが得られたら、それはPDを克服できたってことなんだと思う。

ん? PDが克服できたら、本気の強さが得られるのか?

どっちでもいいです。

で、今日はちょっと危ない場面も何回かあったけど、大丈夫でした。

セントジョーンズワートも飲んだし、凛もポケットの中にいてくれたし、そのおかげですね。

安心感が全然違うので。

で、帰ってきたら、ほり恵利織さんのコミックスが届いていました。

この人、絵が可愛くて好きなんです。

短編がほとんどだけど、少ないページでいつもお話がまとまっている。

いろいろな話を考えられるので、あまり似たようなのが少ない。

絵は可愛いけど、受けはものすごくしっかりしてるのが多いのがこの人の特徴じゃないかと思う。

どっちかというと攻めがヘタレっぽいというか、リードされている。

メロメロってやつでしょうね。

私はハッピーエンドが好きなので、どれも大好きです。07072578.jpg







藤たまきさんの『遊覧船』、ようやく見つかりました!

あれから、何度も見つけていたのですが、なんか知らない間に埋もれて見えなくなってて、今やっと手元にあります。

扉絵がなかなか色っぽいというか・・・ちょっとビックリする・・・かな。

主人公は体を壊して、遠くの高専を休学している少年です。

彼は実家に戻って、遊覧船の船着場のお土産屋さんでバイトをしている時に、物書きの間宮(攻め)に出会います。

この間宮という人、愛情をお金で計算する人で、日和(受け)は何度も真実の愛を彼に教えようとするのですが、なかなか頑固な人で・・・。苦労してます。

日和は間宮が好きなのに、間宮からいつも援交のようにお金や贈り物をもらうものだから、とうとう最後には切れてしまいます。

その日和の切れにキレる間宮が面白い。

キレっぷりが駄々っ子というか、何も知らないまま大人になってしまった子供って言う感じ。

日和のほうがよほど大人で、間宮をリードしていくのがなんとも小気味いい。

最後に雪は解けます。

『絆』の意味を少年に教わって・・・。

でも、こういう大人はいるんだろうな。

永遠の少年っていうか、寂しい大人・・・。

ちょっと影のある人は大いに気になりますね。07202372.jpg





なるべく長く続けたいとは思っているのですが、いつぽしゃるかわからないので、いろいろちょっと書いてみたいと思います。

結構、私は自己完結の恋をするタイプです。

好きになってしまう人が普通の人じゃなというところに原因があるのかな。

でも、それぞれ好きになる理由はあって、嫌いになってやめるということだけはありません。

身を引くっていうより、堪えられなくなって逃げるという方がニュアンス的に近いかもです。

その人は英会話の先生でした。

日系の人で、見た目は日本人。

でも、向こうで育ったため日本語はほとんど話せませんでした。

誰に似てるかなぁ。誰にも似てないかな。

強いて、強いて言えば、グッチ○○さんをもう少し二枚目にした感じ(なんて失礼な!)。

中肉中背。

笑顔がお日様みたいに素敵な人で、私はこの人に会ったときに教会の鐘の音を聞いたんですよ。

本当に。

だから、意識するようになったというか・・・。

物腰がすごく柔らかくて、人当たりがよくて、こんな素敵な人が世の中にいたんだってくらい、感動するような人でした。

タバコを吸う時に、横を向くだけじゃなく上を向くんです。

向こうじゃ、それが普通なのかな。

でも、煙を吸わせないようにする計らいが、今までしてもらったことのない心遣いでメチャクチャ嬉しかったですね。

話も面白いし、彼といると時間がたつのを忘れるくらいで。

PDの私ですが、まったく構えず、普通に話せて・・・。

ある日、何かの話から結婚の話題になって。

その人は言いました。

『僕は現世では結婚しないだろう。次に生まれてくる時はわからないけど』

まだ、結婚を諦める年齢じゃなかったし、なぜ?と聞いたんですが、少し苦いような顔をしたので、それ以上聞けませんでした。

でも、そのあと、彼がどうやらゲイらしいと聞きました。

あくまで、噂というレベルの話だったけど、そういえばと思うことはなかったとは言いません。

私には青天の霹靂だったし、どういう風に考えていいかわからなかった。

でも、それで彼の見方が変わったわけじゃなく、ただ自分は範疇に入れてもらえないんだという悲しさだけありました。

彼の恋人から取ろうなんて気持ちはまったくなかったし、辛い恋を私も彼もしてるんだなと。

でも、やっぱり自分の気持ちに区切りはつけていかなきゃと思いました。

理解は全然できなかったけど、自分では駄目なことだけはわかったから。

やっぱり会うのは悲しいから、なるべく会わないように時間を避けたり・・・していきましたね。

そのうち、本当に会えなくなって。

ある日偶然、バスの中から、彼の姿を見つけて、思いました。

本当に好きな人はどこにいても、どんな群集の中からも見つけ出すことが出来るんだなって。

そう思ったら、涙がこみ上げて仕方なかった。

あの時、本当は『どうして、この世では結婚しないなんていうの?』と聞きたかった。

聞いてたら、もっと辛かったかな。

今、彼はどこにいるのかわかりません。

一所に留まりたくないと行っていたので、今も旅をしてる最中かもしれませんね。



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