過去の自分が今の自分を創っている（当たり前なことだけど）。

今日も疲れすぎて眠れない。

ので、ブログを書こう。

最近、いろいろ考えると前回の記事に書きましたが、同時に昔のことも思い出してます。

それが・・・なんでか、あまりいいことじゃないことばかり。

ただ、救いなのは悲観的な思い出し方じゃないってこと・・・。

そういえば・・・こんなことがあったんだなというような。

案外、遠すぎる過去は人ごとのように映っています。

ガラスケースの中の自分。

泣きたくなるくらい健気で愛しい。

頑張ってたものな。

自分なりに。

たった一人で戦ってた。

本当に幼かった。

人は戦わなきゃいけないときは幼かろうが、そうじゃなかろうが、関係ない。

うまく戦えたとは思わないけど、精一杯戦った。

一番の敵はいつも運命だった。

知らず知らず戦ってて、始めはその正体がわからなかったんだけど、それが「運命」だと悟った時、これは絶対勝てないと思った。

勝てないけど、負けもしないぞと。

我慢することとか、諦めることを学んだ。

そのほんの一例。

中学生の頃、学校で菊を育てた。

小さな苗（？）から、大きな菊を育てるというものですが・・・。

菊の苗はアトランダムにみんなに配られるんですが、三年間、私の苗はなぜか当たらなかった。

当たりの菊は太い茎、元気そうな葉。

私に回ってきたのは、やせた、お世辞にも強そうとはいえないひ弱な葉っぱ。

みんなの菊が順調に育つのをいつも羨ましく思ってました。

なんで、自分の菊だけいつも・・・って。

美術の時、石膏で動物を作るという授業で、あてがわれた石膏の形はそれぞれ違ってて。

私に回ってきたのは、どうみても亀しか作れないという平べったい石膏で・・・。

結局、みんなが犬や猫や作る中、亀を作りました。

なんかね、遠い昔のことでも未だに根に持ってるんだな。

でも、そういうことがすべてマイナスを連れてきたわけじゃなく。

そういう経験が同じ立場や傷を持った人の気持ちをわかる事ができる・・・という心をくれた。

悲しい経験を実体験することで、人の心の痛みが少しわかるようになった。

嬉しいという気持ちは簡単に作れる。

でも、悲しいという気持ちはそういう気持ちにならないと本当のところわからない。

想像することはできる。

でも、その辛さは想像をはるかに超える。

今の自分が出来たのはそういう経験のおかげなんだなと今は少しだけ、あの頃に感謝している。

それと同時に、頑張って乗りこえてくれた幼い自分に言いたいんだな。

「あのとき、頑張ってくれたから、わかることができたんだよ。ありがとう」

って。