昼咲月見草。

好きな花は結構たくさんあります。

でも、うちは花を植えられないんですよね・・・。

植えても、植えても、なぜか枯れてしまうので。

でも、ずっと名前を知りたくて、その花がうちにあったらどんなにいいだろうと思っていた花をやっと名前を調べ上げて、小さな植木鉢に植えたんです。

種はものすごく小さくて、やっと出た芽もはかないような細さだった。

大事に、大事に、大きくして、待ちに待った花を見たかったのに・・・。

ある朝、出勤時に見たら、芽が出ている部分の土がごっそり、無くなっていた。

鉢が倒れているわけじゃなく、近くに土がこぼれているわけじゃなく、ただ不自然に上の部分だけ無くなっていました。

言葉がなかった。

どうして、と思った。

でも、またかとも思った。

ずっと楽しみにしていた心まで、取り去られてしまった。

ショックが大きかったけど、怒りの部分も強くて、負けないぞって気持ちもちゃんとあって、残っている種を再び蒔きました。

その芽がたくさん、また出て来た。

今度は家の中に入れてあるから、大丈夫だね。

君たちはちゃんと私が守るよ。

邪悪なものから、守ってあげる。

そうやって、人間は強くなるのかな。

正義が負けてはいけない。

その気持ちだけ。

まだ、頑張れる。

しんどい時っていうのは、一日の中で一番頑張らなきゃいけないことが頑張れる。

でも、別の言い方で言うと、頑張らなきゃいけないことしか、頑張れない。

二番目に頑張らなきゃいけないこととか、それ以下の大事なことも以下同文。

だから、ここしばらくは仕事しか、頑張れない。

でも、なんだかんだやって、バランスを保つよりないんだと思う。

今日は、もう仕事を頑張ったので、頑張れません。